(映画)色のない少女

フジテレビで4月からオールナイトフジコというテレビ番組が始まった。
話題になっていたから見てみたが、最初のうちは方向性が固まっていないせいか、はっきり言ってつまらなかった。
2,3回くらい見てやめようかな?と思ってた頃、一人の女子大生が目にとまった。
その後ははっきり言ってこの子を見るためにと言ってもいいくらいでこの番組を見続けた。
あるとき、この子が映画に出るという話を聞き、最近出不精になっている体を振り絞って渋谷まで見にいった。
映画のタイトルは、「色のない少女
富田優聖氏の初監督作品である。
『鋼の錬金術師』『ブラックペアン』『中学聖日記』などの助監督を務めた方と言えば、あぁ~となる方も多いのではないでしょうか。
あらすじを簡単に書くと、園田あいかが演じる主人公宮野葵は生まれつき色覚障害を持つ高校生。
医者が言うには病的なものじゃなく、精神的なものなので、外部から何か強い刺激を受けると治るかもしれないと言われていた。
しかしそんな障害を持つ彼女に友達はいない。
あるとき、信号が赤にもかかわらず横断歩道を渡ってしまう葵を助けるのが、水瀬響演じる笹野陽太。
実は葵とは同じ学校の同級生なのだが、彼も心臓に病を持っていて入院しがちなので、二人はほぼ会ったことがない。
そんな境遇なので、二人はだんだん意気投合していき、やがて付き合うことになるのだが、彼との別れは突然やってきた。
そして、彼女には色がついた世界が訪れる。と言うなんとも切ないラブストーリー。
そんな中で、私の目にとまった女子大生は、主人公葵のクラスメイト咲役で出ている。
正直この作品での出番は多くはなかったが、オールナイトフジコに出ている女子大生フジコーズの中では、一番演技は上手だと思っている。

さてこの映画の特徴と言えば、ほぼモノクロでとられといると言うこと。
色覚障害を持つ人の目を通して見える世界が恐らくこんな感じなんだろうけど、もう少しコントラストをはっきりさせてもよかったんじゃないかなぁ。
これだけがちょっと残念かなと思った作品でした。

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